テストテープ

カセットデッキの修理には、テストテープが不可欠です。テストテープとは基準となる信号が記録されたテープです。一般には売られておらず、オークション等で入手する以外は手にはいらないとおもいます。

アジマス調整用のテープです。10kHzの信号が記録されています。左右のCHの位相が揃うようアジマスを調整します。

ミラーカセットです。大きく開いた口に鏡がありテープの走行している様子がわかります。テープが一直線に走行しているかどうかを確認します。

再生レベルを調整するテープです。

ワウフラ測定用のテープです。3kHzの信号が記録されています。

これはかなり珍しいテープだと思います。バックテンションとトルクを測定するカセットです。

計測器

オシロスコープは必需品です。これなしにデッキを修理、メンテすることは不可能です。20kHz以下の信号しか見ませんので、アナログの2chで、20Mhz以下のもので問題ありません。最初はアナログオシロを使っていましたたが、壊れてしまい、今の2代目はHPのデジタルオシロです。とても使いやすいオシロです。(会社でも使ってました)また、デジタルオシロだとロール機能があるので、リール回転信号なんかを見るのに重宝します。出た当時は何10万もするオシロでとても買えるものではありませんでしたが、中古だと安く買えて助かります。